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朝、玄関から外に出た瞬間になんかやる気スイッチが入る理由

その他

朝起きた瞬間ってほんとにやる気が出ないですよね。
私は結構朝が弱いので、いつも布団から這い出るようにシャワー室に行って一日を始めるようにしています。

そんな全くやる気がない中でも頑張って出社の準備をして、
玄関から外に出ると、

「あれ、ちょっと頑張っちゃおうかな」

みたいな気持ちになることないですかね(笑)

正直、玄関さえ出てしまえば、ある程度はやる気出るだろーみたいな気持ちで毎日支度してる感じもあります。

やっぱり人にはやる気スイッチみたいな、何かしらのトリガーがあるんでしょうか。
玄関から外に出た瞬間に何らかの作用が体に働いているんでしょうか。

ぱっと思いつくところで、日光・時間があります。
これ以外は考えるのが面倒考えつかないですね。
気になったのでちょっと調べてみました。

「朝やる気が出ないなんてことはない」ってあなたは私と違う生物なので、地上最強生物でも目指しましょう

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やる気スイッチ、どこにあるんだろう

日光スイッチ

まず私の場合だと、玄関から出るとなんかやる気が出ます。

外を見たときに一番に目に入るものがやる気スイッチなんじゃない?
ということで「日光」です。

実際、「日光」つまり太陽の光を浴びることで、2つの効果が私たちの脳内で起こるようです。

  • 神経伝達物質「セロトニン」の分泌量が増える。
  • 眠気を起こすホルモン「メラトニン」の分泌が止まる。

セロトニンは分泌が増えることで、不安や憂鬱な気分を抑えて精神を安定させる効果を発揮してくれるとのことです。

参考元→セロトニンの効果が心身に及ぼす効用

確かに、夜型生活と朝型生活をどっちも経験したことありますが、朝型の時の方が筋トレしたりして活発だったような気がします。
ちなみに今は朝型生活ですが、心は夜型生活なので活発の波は来ていません。

さらに、メラトニンという眠気を司るホルモンが日照量が増えることで止まるみたいです。

引用

松果体から分泌されるメラトニンは血流に乗り、概日時計の中枢であるSCNが生み出す時刻情報を他の組織に伝達する役割を果たし、睡眠誘導などの概日リズムを生み出す。またSCNにもメラトニン受容体が存在しており、中枢時計の時刻が松果体からのフィードバック制御を受ける事が知られている。
(引用元:https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E3%83%A1%E3%83%A9%E3%83%88%E3%83%8B%E3%83%B3

正直難しくて8割方が何言ってるか分からなかったですが、
概日リズム(サーカディアンリズム)、これは別名「体内時計」と言われています。めっちゃ聞きなれた言葉ですね。最初からそう言え

これを生み出しているホルモンがメラトニンらしいですねぇ。

いやーそれは私が哺乳類である限り逆らえませんわ。日光すごいじゃん、日光。

起きてからの時間スイッチ

起きてから玄関を出るまでって大体同じくらいの時間が経っているから、それなんじゃない?ということで、起きてからの時間スイッチです。

まず、私たちの睡眠は二つのメカニズムで構成されています。「睡眠欲求」と「覚醒力」です。この二つには以下のような特徴があります。

  • 睡眠欲求:
    目覚めている時間が長くなるほど強くなる。一旦眠りに入ると、睡眠欲求は急激に減衰し、十分な時間睡眠できると消失する。
  • 覚醒力:
    私たちの体内時計から1日の決まった時間に発信される。普段の就寝時刻の数時間前が最も覚醒力の強い時間帯で、その後上記のメラトニンが分泌されて眠気を感じるようになる。

つまり、「覚醒力」が「睡眠欲求」に打ち勝っている時間に私たちはそこまで眠気を感じずに起きていることができるが、「睡眠欲求」が「覚醒力」を上回ると、急激に眠くなってくるということですね。すごく当たり前な事を言っているような気がします笑

この「睡眠欲求」は恒常性維持機構(ホメオスタシス)による、脳を疲労状態から正常状態に戻すために行われる生理現象だと言われています。

また、「覚醒力」は上でも出てきたサーカディアンリズムによって生み出されているものです。これは脳の視交叉上核(上記:SCN)という所に存在しています。セロトニンの働きを受けた大脳基底部・視索前野と呼ばれる領域が、このサーカディアンリズムを受け取って睡眠・覚醒を実行に移しているみたいですね。

起きてから時間が経つにつれ「覚醒力」が高まってきて、ある一定値を越えるとやる気スイッチが入ったように感じるってことみたいですね〜。

いやー漢字難しすぎてメラトニン分泌されてきたな。

まとめ

細々と難しい話が出てきて、睡眠欲求の高まる時間が過ごせたと思いますが、簡単に言うと…

私たちの体には「体内時計」が存在していて、それを基に”セロトニン”による覚醒や、”メラトニン”による睡眠欲求が引き起こされていると。日光によってメラトニンの分泌が止められるので、朝玄関から出るとなんかやる気が出る、といった現象が私たちの身体には起こっていたんですね。

さらには睡眠の量・質などの議論がここに入ってきて、朝のやる気を引き起こすんでしょうが、それはまた別の機会に調べておきたいと思います。

コロナ禍によって、外出して日光を浴びることも少なくなっているご時世ですが、朝はカーテンを開けて、部屋に日光を取り込んで、鬱々とした気分を吹き飛ばしたいですね。

soichi

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